RIKA

総合大手企業でカラーとメイクの指導に携わり、のち独立。

20年に渡り、メイクアップアーティストとして国内外で1000件以上のセミナー、のべ5000人以上の個人セッションを手掛け、フランスでのショー出演、アメリカハワイのショーでは演出も手掛けた。

美を追求するうち、内面の美しさへの関心が高まり、カウンセラー資格を取得。その人らしさを盛って隠すのではなく、内外面から美を引き出し「その方が持つ真の美しさ」を、削ぎ落としたメイクで表現する。

自分自身を解放し、自分の”真の美しさ”に出会える体験をメイクというツールを通して体感できることが話題となり、数ヶ月先まで予約が取れないサロンとなる。

美容師国家資格取得

 

RIKA’S STORY
エレメンタリービューティーメソッドが
生まれるまでの物語

コンプレックスをどうにかしたい
「劣等感メイク」

「いつも笑顔だからかわいいけど、やっぱり不細工だねえ」。冗談まりじに言われていた小さい頃。もったりした一重の目、高く出っ張ったほほ、小さすぎてバランスの悪いアゴ…すべてが嫌いで、ずっとコンプレックスでした。

学生の時大好きだった彼とお別れすることになった時は、「もっとキレイならこんなことには…」と自分の顔を恨みました。それから何か失敗する度、「顔がダメだからだ…」と思い込むようになっていったのです。

初めてちゃんとメイクをしたのは高校の卒業式の時。すすめられるままに買ったショッキングピングの口紅はまるで似合わずガッカリしたのを覚えています。それでも「新しい化粧品を使えばキレイになれるかもしれない」という思いで、やみくもにファンデーションやチークを顔に乗せる毎日。今思えば、その頃の私は「この顔をなんとかすればすべてがうまくいくし認められる」と思い込んでいました

私のメイク人生は、強いコンプレックスで自分を否定しながらキレイを探す「劣等感メイク」で始まったのです。

 

私も変われると感じた
「激変メイク」

「自分の顔をなんとかしたい」そんな思いで色々模索を繰り返す中、メイクの力を実感したのは、23歳で大手美容会社に入った時でした。大学卒業後、メーカーで営業の仕事をしていましたが、そこで受けたカラー講座で自分を美しく見せる技法に興味を持ち、思い切って転職したのです。

初めて本格的に学んだメイク術は魔法のようでした。アイライン一本で目が大きくなり、眉を整えるだけで私の顔の印象は一気に変わりました。見た目が激変したのです。「これなら私もなんとか通用するかも」そう思いました。人はメイクでなりたい自分になれる、そう確信した私は、メイクのプロとしてこの感動を多くの人に伝えていこうと決意したのです。

 

違和感を感じ始めた
「重ねるメイク」

気づけば、メイクアップ・アーティストとしてのキャリアも5年を越え、全国でショーに出演したり、専門学校の講師を務めたりとフル稼働の毎日。社会にも認められた気がしていました。メイク技術も向上し、講師をする時は「キリッとした印象」、疲れている時は「若々しい雰囲気」など、自由に”メイクで変身”できるくらいまでになっていました。同時に、メイクした自分が「本当の自分」であるかのようにもなっていたのです。

でも、ある時から「変わるために色やラインを重ね、自分の素顔や思いを覆い隠すメイク」に、なんとなく違和感を覚えるようになったのです。今思うと、メイクし外側から重ねキレイを纏うことで「自分らしさ」を作り上げていたのだと思います。そんな「自分じゃない感」の違和感がどんどん増していく中で、私が伝えたかったメイクの魅力はこういうことじゃない、と漠然とした思いが溢れてきたのです。

 

カウンセラー経験がいきる
「ミニマムメイク」

その後結婚、妊娠がわかり、しばらくのあいだ子育てを優先することを決断。私にとって子育ては想像以上にハードで「楽しむ」余裕はありませんでした。まさに自分の時間が取れない毎日で、自分の容姿を気にすることすらできず今までのようにメイクできないバサバサな自分を見て愕然。メイクをしていない自分を見ては「自分の存在価値」が一気に揺らいでいったのです。メイクで「自分らしさ」を作り纏っていたから当然です。本当の自分を確認させられる毎日が続く衝撃の日々でした。

毎日、容赦なく本当の自分を目にする日々の中で、自分自身の内側に向き合うようになっていきました。「何も纏わない自分が美しくないと意味がない」そんな思いが日に日に増し、カウンセリングの勉強を始め、MRCセラピスト資格を取得。美容会社を退職し同じ思いの子育てをするママたちへ向けてカウンセラーとして起業します。

その後、今まで得た色彩やメイクの知識をリンクさせ発信するようになり、そこで確信しました。私が伝えたいのは「自分らしさを作り上げるためのメイク」ではなく、「自分らしさ、存在そのものの美しさ、誰の中にも元々備わっている美しさを証明するメイク」なんだということに気づくのです。カウンセリング経験を生かして、その人らしさを最小限のメイクで表現する「ミニマムメイク」をスタートすることになります。

 

真の美しさを表現する
エレメンタリービューティーメソッド

ミニマムメイク+カウンセリングを筆頭に、30年以上「美」を提案することを仕事にしていく中で、たくさんの女性に触れ、パーソナルカラーや流行のコスメ、その方に合うテクニックをご提案しながらも、再び違和感を感じ、その都度「真の美しさってなんだろう」と思い考えました。

たどり着いた答え、それは流行のカテゴリー分けした診断結果の提案ではなく、外側から取って付けた型にはまったキレイの提案だけでもなく、もう一歩美しさを深く捉え、一人一人の独自の魅力を引き出すこと。そして、お客様の本当の気持ちに寄り添い想いを解放し、お客様自身が自分を受け入れ「自分という存在そのものの美しさ」を体感していくことではないかという答えにたどり着きました。20代、30代ももちろんですが、40代以降は特にここが大切だと感じます。

「お客様の本当の気持ちに寄り添う」ことは簡単ではありませんが、カウンセリングで引き出すことができます。でも「お客様自身が自分を受け入れる」という工程はカウンセリングだけでは難しく、今回それができるオリジナルワークを生み出しました。「今あるすべて」を受け入れた人間は間違いなく強く美しいです。そこに「今を否定しない、自分を活かすミニマムメイク」を乗せていくのがエレメンタリービューティーメソッドです。

世の中は、たくさんのコスメやメイクテクニック、カテゴリー分けする診断や情報、加工アプリが流行する今ですが、そこに惑わされることなく「自分ありき」で自分が心から喜ぶことを選択し、素敵で自分主役の人生を送っていただきたい。

エレメンタリービューティーメソッドだからこそできる表現で、ひとりでも多くの女性に「真の美しさ」「存在そのものの美しさ」を感じてもらい、自身が思い描く豊かで自分らしく美しい理想のライフスタイルを送っていただきたい、そう願っています。

エレメンタリー
ビューティーメソッドとは


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